エッジAIで社会問題を解決する ー 高校生との探究学習ワークショップを実施しました
- 俊徳 大山
- 7月10日
- 読了時間: 3分

2025年7月2日(水)、株式会社BatonLink様よりご依頼をいただき、茨城県立土浦第一高等学校にて高校1年生40名を対象にした探究学習プログラムを実施しました。
今回の探究学習プログラムのテーマは「エッジAI×画像認識で社会の課題を解決する」という、弊社の得意とする画像認識AIに関する分野です。
本プログラムはワークショップ形式で、前半ではAI技術の説明や実際に社会で活用されている弊社対応事例の紹介などを行い、後半では数人のグループに分かれ、実際の社会課題とAIを用いた解決策について検討していただきました。
| 実社会で使われている技術を高校生へ
当日は弊社代表が登壇し、
• 弊社の紹介(ミッション、主な事業内容の説明)
• 中小企業での働き方とAI活用
• AI(エッジAI/クラウドAI)、それを用いた画像・動画認識とは何か
• 実際の社会での課題解決事例
• 少子高齢化による人手不足と、それによる社会課題
といった内容を講演形式でお話しました。
その後数人のグループに分かれ、土木/インフラ、建設、農業、産業機械といった各業界の課題と、エッジAIを用いた解決策について検討してもらいました。
高校生の皆さんは熱心に耳を傾け、後半のグループワークにも非常に真剣かつ積極的に取り組んで下さいました。
また、参加者の皆さんはIT業界などについての事前学習をされており、前半の講演部分ではいただいた質問に対する回答も行いました。メインテーマであるAIはもちろんのこと、中小企業の経営方針といった点にも多くの方が興味を持って下さったことをとても嬉しく思っています。
| 探究プログラム「高校生Angle」について
この取り組みは、株式会社BatonLink様が展開する探究プログラム「高校生Angle」の一環として実施されました。 これは企業と高校生が直接接点を持ち、「社会とつながるリアルな挑戦」を通して、高校生のみなさんが自分の未来を考える実践型のキャリアプログラムです。
今回の講演で説明した「エッジAIによる画像・動画認識を用いた課題解決策」に対し、生徒の皆さんがグループで課題と向き合い、約半年かけて解決策を検討。 最終的には2026年1月にポスタープレゼン形式での発表会が予定されています。
| 探究学習 × 課題解決策型企業のマッチング
今回ご縁をいただいた土浦第一高等学校様とは、「変化の激しい社会に対応して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成するための探究学習」と「社会課題を解決するための研究開発・システム開発」という共通点から、非常に親和性のある連携となりました。
教育の現場に、リアルな企業の視点や最新の技術を届けること。 そして、未来を担う若い世代に「AIやテクノロジーが社会を変える力を持っている」ことを体感してもらうこと。 それが今回の取り組みの大きな意義だったと感じています。
| 今後に向けて
アルジェントテクノロジーは、画像・動画認識を中心としたAI活用のご支援(Webサービス/業務用システム等の開発)、高速画像処理を強みとするシステム開発会社として、今後もAI技術を通じた社会課題の解決に取り組んでまいります。 また、次世代との接点を大切にし、「技術によって社会課題を解決する」というミッションの推進に努めていきたいと考えています。



