「現在取引中のベンダーの対応が悪い・遅い!」原因と解決策
- 俊徳 大山
- 2024年4月19日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年5月7日

ベンダー様の対応について、費用面・スケジュール面・品質面の問題がある場合、いくつかの原因が背景にございます。
本記事ではベンダー様の対応に問題が発生するパターンを整理し、原因と解決策について解説しています。
下記のような問題を抱えている会社様は是非弊社に一度ご相談ください。
解決のお手伝いをさせていただきます。
目次
ベンダ様の能力に原因がある場合
ベンダ様毎に得意領域が異なり、プロジェクトのフェーズが変わるにつれて、当初のベンダ様だけでは対応が困難になるケースがあります。
また、ベンダ様内の退職や会社方針転換等で、開発当初と得意分野が変わってしまうケースもあります。
そのような状況の場合、現在のベンダ様の業務を補佐する形で技術的サポートを行うことが可能です。
システムの複雑性に原因がある場合
無理なシステムの増築や不必要な機能の蓄積によって、システムの複雑性が不必要に大きくなっていることが問題となるケースがあります。
そのような場合、1箇所修正を行うと背後で関係した別の箇所に影響があるといった状況が発生することとなり、システムの改修に大きなコストが発生することになります。
複雑性の高い箇所の特定
複雑性を下げる仕様の見直し
複雑性を下げる改修の実施
のサポートが可能です。
プログラムが乱雑であることに原因がある場合
プログラムが整理されておらず、乱雑になった結果メンテナンスが困難になっているケースがあります。
例えば
プログラム内の命名規則が統一されていない
変数名に誤字がある
同じ処理が複数箇所にコピーされている
フレームワークが使われていない
不要ファイルが大量にある
関数が巨大化し、影響範囲が限定されていない
といった状況が典型的です。
この場合、開発者本人も次第に把握が難しくなり、開発者が退職した場合等ではベンダ様内で引き継ぎに失敗し絶望的状況となります。
リファクタリングによるプログラムの再構築のご提案が可能です。
開発の体制に原因がある場合
プログラムが乱雑だったり複雑であるにもかかわらずドキュメントが整備されていない
自動テスト・CIが整備されていない
モニタリング体制が確立されていない
オペレーションルールが存在しない
等が典型的です。
ベンダ様側の担当エンジニアにとって非常に効率が悪い状況に陥ってしまっており、対応に時間やコストがかかることになってしまいます。
現在の体制のチェック
体制の構築サポート
をさせていただくことが可能です。
ビジネス的状況に原因がある場合
状況的にロックアップ、つまり、貴社がベンダ様を変更することが困難な状況が発生している場合、プログラムや体制に問題がなくとも費用面でコストアップしたり、優秀な人員の割当がなされないケースがございます。
弊社ではベンダ戦略面のご支援が可能です。
まとめ
この記事ではベンダー様の対応について、費用面・スケジュール面・品質面の問題がある場合の問題が発生するパターンを整理し、原因と解決策について解説しました。
下記のような問題を抱えている会社様は是非弊社に一度ご相談ください。
解決のお手伝いをさせていただきます。